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ガマズミ活用研究会では、ガマズミの成分・作用・素材開発に関する研究を行っています。

ビタミンC、健康に役立つポリフェノールを豊富に含む
ガマズミを毎日の食生活に取り入れませんか?

ガマズミ情報局 〜INFORMATION〜

ガマズミ活用研究会発足にあたり

 青森県三戸地方を中心に栽培されているガマズミ。その生産量は現在、15〜20 トンになるまでに増加しましたが、残念なことに近年は頭打ちになっているのが現状です。
 これには、製品が消費者向けの飲料類しかないこと、販路が県内を中心とした狭い地域に限られていること等が原因と考えられます。これを打開するにはどうしたらいいか。私はガマズミの研究を続けながら、そのことを考えていました。一つの方法は、飲料以外のガマズミ製品を多数開発することです。しかし、果実の形態や果汁の特性等が原因で、これを粉末化したり、飲料以外の製品を開発することは困難でした。

 そのような中で、ガマズミ果実を粉末化する技術開発に成功し、今年の春先にはある程度の規模でガマズミ粉末の製造が可能になりました。そこで、多種多様なガマズミ製品を開発しようと、県の医療・健康福祉ビジネスサロンのお力を借りて、ガマズミ活用研究会を発足させることになりました。
 多様なガマズミ製品の開発が現状打破にどのように結びつくのか。飲料だけでは今のある程度固定された購買層以外に働きかけるのは困難ですし、それが露出度や知名度の低さにも繋がっています。種々のガマズミ製品開発は、今までガマズミを知らなかった、あるいはガマズミ飲料を買わなかった購買層への訴求を可能にするのです。それが露出度の上昇に繋がり、新ガマズミ製品が一つでも着目されるとガマズミ全体にスポットライトが当たって知名度の向上も期待されます。この動きは新たな販路開拓に繋がることや、一般消費者だけではなく業務用にも使用されることが期待されます。

 今、各地ではその地域ならではの特産品や特有の素材・資源を活用した製品開発あるいはビジネスが生まれて始めています。ガマズミは国内各地に自生していますが、数十トン規模の果樹作物として栽培しているのは青森県だけです。まさに青森県の有力な地域資源の一つなのです。これを効果的に活用し、さらに一つの産業として発展させ、地域振興の起爆剤とする、これが本研究会の究極の目標です。
 第1 回研究会では、このような趣旨に賛同していただいた県内企業に集まっていただきました。上述した数々の期待は、参加企業が行う今後の開発次第です。新たな購買層に受け入れられるような新規ガマズミ製品が一つでも多く誕生することを期待するとともに、我々も全力で協力・支援します。
 今回は新規開発を目指す目的で企業に参加していただきましたが、この取り組みが軌道に乗れば、次のステップでは生産者にも参加してもらい、高品質で安定した供給システムを作り出し、真の意味での産業化を目指したいと考えています。

すべてが順調に進むとは思っていませんが、無理だと思われていた粉末化にも成功したのですから、一つ一つ課題を解決していけば道は切り開かれると思います。また、参加企業の方もこのホームページを活用し、積極的に意見交換等を行って下さい。
 このような研究会は、研究に着手した頃から個人的には考えていましたが、今回、このような形で実現に向けた第一歩を踏み出すことができたことを非常に嬉しく思うとともに、参加していただいた県内企業の皆様、支援して下さる県新産業創造課ならびに21 あおもり産業総合支援センターの関係者の方々に改めてお礼を申し上げます。
 一つでも多くの、そして青森県ならではの新しいガマズミ製品を開発できるよう、頑張ってまいりましょう。
平成19 年11 月12 日
ガマズミ活用研究会 代表
岩井 邦久 (青森県立保健大学大学院)



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